2. ダンボールの構造と強度の関係について
ダンボールの規格は、用途により、(A)段の高さと(B)それぞれの紙の厚みの組み合わせにより材質選定を行います。
(A)段の高さについて
身の回りにあるダンボールをよく見てみると、間に挟んであるナミナミ「~~~~~~」の山の高さが色々あることに気づかれると思います。
この連続した山の形状を利用し、箱の柱として強度を保たせたり、側面からの衝撃に備えたりするのに役立ちます。
この山の高さの違いを“F(フルート)”、もしくは”段”と呼びます。
フルートや段といった規格は、山の高さの違いのことであり、それを構成している紙自体の厚みの違いではないので注意してください。